【お魚ブログ】平成23年度三重のバイオトレジャー表彰式

津市内で行われた三重のバイオトレジャー表彰式。

三重県にある地域固有の農林水産資源をさす造語の「バイオトレジャー」。
県では、地域に埋もれた資源をさがし、外部の専門家がその魅力を鑑定し、
評価するバイオトレジャー発見事業を平成19年度(2007年度)から行っています。

その23年度(2011年度)の三重のバイオトレジャー表彰式が
2012年1月30日(月)、津市内で行われました。
今年度は応募のあった44件から7件の農林水産物や加工品が、
選定委員の審査によってバイオトレジャーに選ばれました。
受賞者には県担当者より賞状が贈られ、会場では商品の展示や試食、
意見交換が選定委員や参加者も加わり行われました。

今回選ばれたバイオトレジャーは、以下の7つです。
◇伊勢たくあん(伊勢岩尾食品株式会社)
◇さんま醤油(財団法人紀和町ふるさと公社)
◇蓮台寺柿(伊勢農業協同組合)
◇あまごの串焼き(有限会社赤倉水産)
◇自家生産木質ペレット(NPO法人赤目の里山を育てる会)
◇三重南紀サマーフレッシュ(三重南紀農業協同組合)
◇青さ混ぜ海苔(伊勢湾漁業協同組合今一色支所)

どの商品も魅力的ですが、このなかから水産品の3つについて写真で紹介します。

熊野灘でとれた鮮度のよいサンマを2年間発酵・熟成させてつくった魚醤の「さんま醤油」。
魚醤特有のくさみがなくいろんな料理に使えそうです。

ノリの産地である伊勢湾の二見浦(伊勢市)でつくられたとても珍しい商品。
初摘みのクロノリにアオサをまぜた「青さ混ぜ海苔」。
口にいれるとノリの香りとともにアオサの甘みが広がります。

熊野市赤倉地区で養殖されたアマゴを炭焼きして真空パックにした「あまごの串焼き」。
皮は香ばしく身はとてもふっくらとしています。

表彰式の場には、選定された7件の農林水産物や加工品が展示されました。

今回発掘された7つの農林水産資源は、それぞれの地域がもつ風土や守り継がれてきた伝統のもとで、
生産者の大変な苦労と粘り強い取り組みがあって生まれたものなのでしょう。
その一つひとつからは、地域のもつパワーと他にはない個性が伝わってきました。
それぞれの地域で、いったいどんな風につくられているのか。
商品を見て、生産する人たちから話をうかがっていると、産地をたずねてみたいという思いにかられます。
広い面積、長い海岸線をもつ県内には、まだ発掘されていないたくさんのバイオトレジャーが眠っているはず。
記者ももっと各地の浜をあるいて、地域に埋もれているお宝、うまい魚や加工品を探し続けたいと思います。

(新美貴資)

■参考URL
三重のバイオトレジャー(三重県農水商工部マーケティング室)
http://www.pref.mie.lg.jp/chisanm/hp/bio/index.html

2012年1月30日現在の情報になります。

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